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フィールドワーク選書①⑪⑫⑯⑱⑲のご紹介 印東道子・白川千尋・関雄二 編

『ドリアン王国探訪記
マレーシア先住民の生きる世界』


フィールドワーク選書①

信田敏宏 著

ドリアンとゴムの林に囲まれた村の暮らしの現在
―― 村の人びとと働き、感動し、ときに葛藤しながらいきいきと現地の生活と文化を描く!
オラン・アスリと呼ばれる先住民たちは、経済・文化の潮流にもまれながら、現在どのような生活を営んでいるのか。現地の人々との関係で苦悩し一度は調査地の変更を迫られるなど挫折を経験した著者自身のエピソードを交えつつ、農業開発やイスラーム化といった村の直面している問題と、そのなかで伝統的な人のつながりや儀礼を大切にしながらいきいきと暮らす人々のすがたを、豊富な写真とともにわかりやすく紹介する。

四六判並製・208頁 2,000円+税  ISBN978-4-653-04231-0

ドリアン王国探訪記


『音楽からインド社会を知る
弟子と調査者のはざま』


フィールドワーク選書⑪

寺田吉孝 著 *「吉」の字は上が「土」です

アメリカで出会った南インドの古典音楽。美しい音色に導かれた先は、濃密な師弟関係をもとに継 承される伝統音楽の現場だった。師に音楽の技を学び、調査者として研究を重ねる。弟子と調査者 のはざまに揺れ動く心情をつづりながら、複雑なカースト社会に迫り、混沌とした南インドの音楽 世界を描き出す。――やがてくる師との別れに、弟子は何を想い、何を後代に伝えるのか。

四六判並製・220頁 2,000円+税  ISBN978-4-653-04241-9

音楽からインド社会を知る

『インド染織の現場
つくり手たちに学ぶ』


フィールドワーク選書⑫

上羽陽子 著

牧畜を主な生業とするラバーリーの人びと。彼らの染織品に魅せられた著者は、実際に刺繍、糸紡ぎ、牧畜用具づくりなど現地の製作者に教えを乞い、様々な手工芸技術の習得に取り組むなかで、ものづくりとは何か?を模索する。自らの手を使い、つくることを通して異文化を知っていく過程を丁寧に綴った一冊。

四六判並製・208頁 2,000円+税  ISBN978-4-653-04242-6

インド染織の現場

『城壁内からみるイタリア
ジェンダーを問い直す』


フィールドワーク選書⑯

宇田川妙子 著

陽気・大家族・恋愛に奔放…多くのイメージに囲まれたイタリア。その実態を探るとともに、それらのイメージをもたれる理由にも目を向ける。中世より続く城壁に囲まれた丘の上の小さな町で、人びとの生活に巻き込まれ出会う様々な出来事をきっかけに、家族、ジェンダー、ローカル・コミュニティなど多様なテーマに関心を広げ、絶えず自己を省みながら考えを深めていく。そもそも文化を、他者を「理解」するとは何なのか―多くの気づきがもたらされる一冊。

四六判並製・224頁 2,000円+税  ISBN978-4-653-04246-4

城壁内からみるイタリア

『大地の民に学ぶ
激動する故郷、中国』


フィールドワーク選書⑱

韓 敏 著

中国にとって社会主義革命とは果たして何だったのか――1980年代、改革開放路線を歩み始めた中国で、ひとりの女子大学生は自社会に対する疑問を解明するため、人類学を志した。農民の視点から語られる革命の実態と国家のシンボルである毛沢東への人びとの視線の変遷を切り口に、社会主義革命の意義を見つめ直す。国家によって語られる歴史とは異なる、中国激動の時代、そのもうひとつの姿を伝える!

四六判並製・232頁 2,000円+税  ISBN978-4-653-04248-8

大地の民に学ぶ

『仮面の世界をさぐる
アフリカとミュージアムの往還』


フィールドワーク選書⑲

吉田憲司 著 *「吉」の字は上が「土」です

邪術が息づくザンビア・チェワの社会で葬送儀礼として営まれる仮面舞踊。その秘密結社に加入し、調査研究を進める一方、文化を展示する博物館のあり方を見据える。人びとの生活のなかで生まれ、育まれてきた仮面の魅力を伝えるとともに、人と人の関わりのなかで他者と自己を掴んでいくフィールドワークの意義を感じさせる一書。

四六判並製・256頁 2,000円+税  ISBN978-4-653-04249-5

仮面の世界をさぐる



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「日本歴史」(2017年6月号)に広告を掲載しました。

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日本歴史2017年6月号

HH

新刊案内2017/5~6

新刊案内2017/5~6①
新刊案内2017/5~6④
新刊案内2017/5~6②
新刊案内2017/5~6③

「ABAJ貴重書目2017」発行

ABAJ(日本古書籍商協会)の合同目録「ABAJ貴重書目2017」が発行されました。
全国の会員古書店23社が、和漢洋の古典籍・古文書・古地図・古写真・版画など、とっておきの名品を持ち寄ったフルカラー・250ページの目録です。

臨川書店も、奈良絵本や豪華な屏風、古筆切、かるたから、西洋私家版、挿絵本、日本・アジア関係の洋書、西洋古典料理書まで幅広く出品しています。
まだ残部がございますので、メール・お電話でお申込み下さい!

ABAJ貴重書目2017

フィールドワーク選書③⑤⑦⑧⑨⑬のご紹介 印東道子・白川千尋・関雄二 編

『クジラとともに生きる
アラスカ先住民の現在』


フィールドワーク選書③

岸上伸啓 著

なぜ彼らは、それでも捕鯨を続けるのか 温暖化による生態系の変化や反捕鯨運動など厳しい現実がとりまく極北の村で、クジラを中心とする文化・社会を継承する先住民イヌピアット。多くは他の仕事を生業とする彼らが、いまなお捕鯨をその精神的な支柱とするのはなぜか。捕鯨の準備から狩猟・解体の現場、収穫祭・感謝祭などの祭事に密着し、村びとと対話を重ねるなかで明らかになった、捕鯨文化の実態を紹介する。

四六判並製・200頁 2,000円+税  ISBN978-4-653-04233-4

クジラとともに生きる


『人間にとってスイカとは何か
カラハリ狩猟民と考える』


フィールドワーク選書⑤

池谷和信 著

スイカ鍋、スイカ石鹸、スイカダンス…多様な用途や目的にスイカを利用する社会とは? かつてテレビドキュメンタリーで注目され、高畑勲監督に「別の惑星でみられるような暮らしだ」と言わしめた砂漠の民の驚くべき生活文化に密着し、人類とスイカのきた道に思いをはせる。第7回日本タイトルだけ大賞受賞。

四六判並製・208頁 2,000円+税  ISBN978-4-653-04235-8

人間にとってスイカとは何か


『タイワンイノシシを追う
民族学と考古学の出会い』


フィールドワーク選書⑦

野林厚志 著

どうやって遺跡はできるのか? 人間の行動とその結果残されるものとの関係を検証し、考古学遺跡の解釈に寄与することを目的とするエスノアーケオロジー。台湾の原住民族社会でイノシシ狩猟に密着し、社会のあり方と狩猟の関係を明らかにするとともに、原住民族の人びとが置かれてきた現実についても率直な語り口で綴る。

四六判並製・224頁 2,000円+税  ISBN978-4-653-04237-2

タイワンイノシシを追う


『身をもって知る技法
マダガスカルの漁師に学ぶ』


フィールドワーク選書⑧

飯田 卓 著

一本の論文を頼りにして辿りついた先は、インド洋航路の結節点・マダガスカル。海の遊牧民「ヴェズ」の暮らしに身を置く中で、次第に浮かび上がる人と海との関係性とは。小さな漁村で出会った漁師とともに、フィールドワークのノウハウを身をもって学ぶ。

四六判並製・226頁 2,000円+税  ISBN978-4-653-04238-9

身をもって知る技法




『人類学者は草原に育つ
変貌するモンゴルとともに』


フィールドワーク選書⑨

小長谷有紀 著

人類史に残る大きなうねりを経験したモンゴル。その変貌をまのあたりにした著者の、次第に変容していく思考と行動の道筋を追う。言語の習得にはじまる留学経験、骨身を削って疾走した日々、多くの人びとを繋いだNPO活動から散在した資料の収集まで、モンゴルとのかかわりから自然発生的に展開してきた数々の活動を通時的に物語り、多様なフィールドワークのかたちと、その可能性を問う。初公開となるフィールドノートを収録!

四六判並製・224頁 2,000円+税  ISBN978-4-653-04239-6

人類学者は草原に育つ




『シベリアで生命の暖かさを感じる』

フィールドワーク選書⑬

佐々木史郎 著

厳しい寒さに惹かれてシベリアの大地を踏んだのは1991年の暮れ。ポスト社会主義下の政治経済情勢に翻弄されながらも、大自然とともに生き、過酷な環境に適応してきた人びとのすがたを活写する。暗い、寒い、恐ろしい――つくられた負のイメージを覆す、シベリアの本当の暖かさとは。

四六判並製・236頁 2,000円+税  ISBN978-4-653-04243-3

シベリアで生命の暖かさを感じる